内容説明
“対テロ戦争”で戦争経済(ウォー・エコノミー)に突入したアメリカ。軍需産業を梃子に景気回復を狙う世界覇権国は、内部から立ち腐れてゆく。冷徹な事実から世界情勢を読む、過激な正論。
目次
第1章 日本人が知るべき世界基準の知識と思想(アジアと欧米を結ぶレイシオ思想;有事法制とシビリアン・コントロール ほか)
第2章 日本経済はアメリカを潰せるか(世界は金融経済から実物経済へ;日本経済はアメリカの景気を崩せるか ほか)
第3章 ブッシュ政治の内実(原潜衝突事故とアメリカの新政権の性格;アメリカ新政権内の動きと三大派閥 ほか)
第4章 アメリカ帝国崩壊の兆し(アメリカよ、驕るなかれ;アメリカの「軍」と「政」の関係 ほか)
第5章 アジアを怖れるアメリカ(アメリカの対日・東アジア管理戦略;北朝鮮がアメリカの目標となるだろう ほか)
著者等紹介
副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
1953年、福岡市に生まれる。早稲田大学法学部を卒業。銀行員、予備校講師を経て、常葉学園大学助教授。評論家。アメリカ政治思想・社会時事評論などの分野で活発な活動を展開している。日米の政財官界・シンクタンクに独自の情報源を持ち、民間人・国家戦略家として、斬新な視点と明晰な発想から、日本が国家戦略を持つべきことを鋭く提言している。副島国家戦略研究所(SNSI)主宰
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